貯蓄タイプの保険とは？

生命保険には保険料が安い掛捨てタイプとは異なり、

満期になると保険料が戻ってくる貯蓄タイプが存在します。

貯蓄していくタイプの保険に関しては、

生命保険以外に養老保険や学資保険、個人年金保険などがあります。

そこで貯蓄タイプの生命保険や養老保険、

学資保険、個人年金保険などについて紹介します。

貯蓄タイプの生命保険

貯蓄タイプの生命保険は、

途中で解約する際に解約返戻金を受け取ることができます。

生命保険に加入している期間中は保障として活用できますし、

ライフスタイルに合わせて保険を変更できるというメリットがあります。

貯蓄タイプであれば保険料が掛捨てではなくなるので、

無いお金として保険に加入しようと思う人もいます。

養老保険をはじめとした保険期間が決まっている保険であれば、

保険満了に伴い満了の保険金を受け取ることも可能です。

養老保険とは

養老保険は満期保険金の支払いに備え、

保険料の一部を積み立てる仕組みになっています。

この積立金は保険期間が長くなればなるほど貯まっていき、

保険満了時には満期保険金額を満たす金額になるように設定されています。

途中で解約する場合は、積み立ての中から

一定額を受け取ることができるので、

掛捨ての生命保険に加入するよりは、

貯蓄タイプの生命保険に加入した方がいいでしょう。

学資保険とは

貯蓄タイプの保険として、学資保険もそのひとつに挙げられます。

学資保険は学資金を準備するための保険になり、

毎月決まった額の保険料を支払うことで

子供の成長に合わせた進学準備や満期額資金を受け取れます。

突然の事故などによって契約者である親族が亡くなった場合は、

それ以降の保険料の支払いが免除になり、

保障はそのまま継続され、学資金を受け取ることができます。

学資保険については、

子供の医療保障などが付いたタイプもあります。

個人年金保険とは

近年は国からもらえる年金額がどんどん下がっていることから、

自分がどれくらい年金をもらえるのか不安に感じている人も大勢います。

個人年金保険は国に支払う年金以外に、

60歳や65歳までコツコツ保険料を積み立てていく仕組みの保険です。

一定の年齢まで保険料を積み立てていくことで、

将来年金としてお金をもらうことができるので、

老後を考えて加入する人が増えています。

個人年金保険には、確定年金、有期年金、終身年金の3種類があり、

確定年金は年金の受け取り機関が

10年、15年と定められていて、

加入した人が死亡した場合には、

遺族が年金の受け取り人として一定期間まで受け取ることができます。

まとめ

貯蓄タイプの保険はいくつかあり、

家庭やライフスタイルなどに合わせて選ぶことができます。

貯蓄タイプであれば、

万が一というときの保障としても安心ですし、

子供の成長に合わせてお金を受け取ったり、

積み立てたお金を年金として受け取ることができます。

毎月決まった額の貯金をしていなくても、

保険料として支払っているお金が返ってくることから、

初めから無いお金として加入しておくといいかもしれません。