介護保険とは？

介護保険は国が定めたものの他に、

保険会社で販売されている介護保険も存在します。

介護保険を手厚くしておけば、

介護が必要になったときの負担額を軽減させることができますし、

家族や親戚に迷惑を掛けることなく、

家の中をバリアフリー化させることも可能です。

そこで介護保険について紹介していきます。

介護保険とは何か

国が定めている介護保険は、

40歳以上の方に義務づけられている保険です。

要介護度に応じて給付額を受け取ることができ、

給付は現物支給となっています。

一方の保険会社で販売されている介護保険は、

給付額を自分で設定でき、

現金支給なので給付された額を生活費に使ったり、

介護費用以外の収入の補填にあてることも可能です。

介護保険として独立しているものの他にも、

医療保険や死亡保険などの保険の特約として保障してもらえるものもあります。

介護保険は保険期間で選ぼう

介護保険の保険期間は一生涯を保障してくれる終身タイプ、

1年更新や10年更新など、

決められた一定期間を自動的に更新していく更新タイプがあります。

更新タイプは更新できる期間に限りがあり、

更新するときの年齢に応じで保険料がアップします。

年齢が高くなるにつれて保険料がアップしていくので、

高齢になって高い料金を支払えないかもしれないというときには、

一生涯保険料が変わらない終身タイプを選んだ方がいいと思います。

給付金の受け取り型の種類とは

介護保険に加入している人が要介護状態になった際に、

家をバリアフリーにしたり、移動リフトの設置、

寝たきりになったときの介護ベッドなどを設置する初期費用がかさみます。

これらの初期費用は国が定めている介護保険では

賄いきれないのが現状ですが、

保険会社が販売している介護保険や一時金タイプを利用すれば、

介護保険で賄いきれない分も補填することができます。

年金タイプもチェック

介護保険には一定期間受け取り可能な確定年金タイプ、

終身にわたって受け取り可能な終身年金タイプ、

混合タイプなどがあります。

介護保険は保険会社によっても様々で、

人によっては介護保険に加入したくても

保険料が安いものを選びたい、という人も言えるでしょう。

保険料を抑えたいという場合は保障内容を確認して

保険料が安いところを選んだ方がいいですし、

一生涯料金が変わらない方がいいというときには終身タイプがおすすめです。

まとめ

保険会社で販売されている介護保険に加入する人は、

万が一の備えとして保険に加入する人が多いという傾向にあります。

介護保険は年齢が高くなればなるほど

料金も上がってしまうので、

料金が安いうちに入ったり、料金が変わらない終身タイプを選ぶことがおすすめです。

介護保険には医療保険や死亡保険などの

特約をつけることもできるので、

家族や保険会社の人とよく話し合った上で

プランを決めた方がいいと思います。

介護保険に加入する場合は、

まず更新タイプと終身タイプから選び、

給付金の受け取り型について決めることになります。

玄関やトイレ、お風呂などをバリアフリーにしたいときには、

高額な初期費用がかかるので介護保険で補填しましょう。